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眩い、目眩がする。喉もカラカラだ。
そのくらい、明るい言葉だと思う。いつか聞いたディズニーのキャストが拾い集めているのは「゛ユメのかけら゛」とゆう話。
この言葉もそう、酷似してると思う。
「(幼少期から沢山こうゆう言葉を聞いておくんだった)」と、
サラサラのベット上に投げ捨てられた体が拒否反応を起こすように、眼を閉じる。眩くて見ていられない。文字を見ただけで、無邪気に通り過ぎてった日々を、春色を感じる。
太陽、風、花、ともだち、せんせい、おかあさん。 
あの日の輝きは、もうかけら一つも残っていないんだよな。
どこに落としてしまったんだろう、無邪気なまま気づかないまま落としてきてしまったよ、人の生きた歴史を感じる砂丘の中で。

「星のかけら」

1/10/2025, 3:28:46 AM