笛闘紳士(てきとうしんし)

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        [まゆ 私の人生No.❓]

子供達を近所の図書館で行われる、本の読み聞かせ会に連れてきた。初めての図書館に子供達はワクワクしていた

読み聞かせ会場に入ると私は、子供達が読み聞かせ会中にウロウロしない様、子供達を腿(もも)の上に座らせ、両腕で子供達のお腹を優しく抱き締めて子供達と絵本の読み聞かせを楽しんだ。読み聞かせが終わったら子供達は他の子達と一緒に、元気に拍手を送った。それがキッカケで子供達は本の面白さを知り、その帰り道、子供達から本を買ってとキラキラした眼差しで頼まれ、私は子供達が欲しい本を1冊ずつと、読み聞かせ会で読まれた絵本3冊の、計5冊買ってあげた

ヒーローが好きな息子には、テレビでやっている変身ヒーローについて書いてある本を買ってあげ、動物が好きな娘には動物図鑑を買ってあげた


その日の夜

子供達とお風呂に入ってパジャマに着替えた布団の中で、子供達に絵本読んでとお願いされ、早速私は買ってきた絵本の中から適当に1冊の絵本を取り出すと、横になりながら絵本をゆっくり優しい声で読み始め、それを子供達は目を閉じて嬉しそうに聞き始めた。けれど、子供達が眠りにつく前に、毎日の疲れからだろうか?子供達に絵本を読み聞かせていた私の方が先に、眠気に勝てず眠ってしまった

私が目を覚ましたのは午前3時半頃だった。横を見ると夫と私が寝ている布団の間で、子供達が凄い寝相で寝ていた。

※この物語はフィクションです

眠りにつく前に 作:笛闘紳士(てきとうしんし)


【気まぐれ一言】
今回の話は主人公のまゆ が結婚して、双子の兄妹が産まれてからの話になります。今後は子供達視点の話も入れる予定です。

11/2/2024, 12:43:52 PM