溢れる気持ち
今日は少し体調が優れなくて学校を休んだ。
雪がしんしんと降っていて何だか気分も下がった
そろそろ貴方が家に付く時間なんじゃないかと
スープを温めながら、ふと、時計を見上げた
するとスマホの着信音の振動
それと同時に胸がどきっと跳ねた。
公式LINEだった…
はぁぁ、と溜め息をつき、しゅんと心が寂しくなると
また鳴った
今度こそと、そっとスマホを開くと
貴方からだった。
「今日雪、沢山降ったよ。体調だいじょうぶ?」
嬉しかった。
いや、とてもとても嬉しかった。
ただただ貴方のことが好きだと自覚した
会いたい、話たい、貴方の声を聞きたい、触れたい。
溢れる気持ちは止まんなかった。
そんな時、温めていたスープも溢れ出した。
ヤケドをしながら火を止めたけど
一度溢れ出したスープは、止まることをしらなかった。
2/5/2024, 1:28:52 PM