「僕だったら、君を永遠に幸せにするよ」
『どうしたの、急に。』
「僕は君に夢中なのさ」
『本当にどうしたの?』
「そんな心配しないでよ…悲しくなるじゃないか」
『…』
「え、ちょ…引かないで?!」
『ふふ、
…で、どうしていきなり私なんかにそんなことを言うの?』
「…さあ」
『さあ、って』
「あ、怒らないでね?」
『怒らないよ(内容によるけど)』
「…そっか」
「…さっきも言った通り僕だったら、君を幸せにするよ?」
『全く…そんな言葉で一体どれだけの女性を泣かせてきたの?』
「僕は一途だからそんな周りの人に愛を振りまかないよ」
「…君は、愛されたいんだろう?」
『…そんな嘘っぱちな愛は貰わないよ』
「嘘じゃあないよ…
ごめん、僕の言い方が悪かった。
君を心から愛してるよ」
『…ふふ、一途だね』
「そうだね…
僕と一緒に、何処までもいこう?」
『…』
「永遠に、一緒にいよう?」
『…』
「…」
『…ふふ、
君、意外と人を口説くのが苦手なのね』
「う、…
それは少し僕も思ったよ…」
「でも、さっき言った言葉は全て嘘じゃない。
…嘘だと思うなら、僕を殺してくれても構わないよ」
『…そこまでいうなら、
一緒に、いきましょう?』
「!…もちろん」
一緒に、逝こうか。
11/2/2023, 8:07:04 AM