透明
私は透明人間なんだ。誰も私の存在なんて認めていない。そう、先生も後輩も家族もみんな、みんな。
でも、私も一度だけ透明人間じゃなくなる時があるそれは犬のマロンと一緒にいるときだ。マロンといるとみんな声をかけてくる。でも、マロンがいないと私という存在を消す。私が声をかけるとみんなスルーする。私は誰にも届かない透明な声を持っている。
そんなある日、お前が言った。「お前で遊ぶの飽きた。」と。私は、黙って、外に出た。みんな、私に声をかけた。私は全部無視した。
だって、腹がたったり、気に食わないことがあったら、無視やいじめていいんでしょう。
5/22/2024, 12:00:48 AM