-ゆずぽんず-

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🌿‬みなさん、こんばんは🌿‬

今日おととけする詩は....



こちら!



『新章のあわいに』

橙の柔らかな波条は
四方へ射して

佇み拝む影を
優しく照らし
暖かな手のひらで
凍える身体を
そっと包む


遥か彼方
山の尾根を駆ける
白結晶が
北から南へ

羽ばたく氷風に手を取られ
高く舞い上がる


遠く空の悠久を
旅する灰綿が
高く昇る陽を覆う

宙を漂う白粒が
声もなく
黒い舗装へ降りて
深く眠る


荒む風が
街をすり抜け
歌声を響かせれば
一瞬に寒さを残す
遊び舞う白童が
行き交う背中に纏わる


足早に温もりを辿る
丸い背中が
小さな冷掌に
首筋を撫でられ
小さく
震えた


眠る陽の
頬を撫でる
穏やかな月の明かりが
白く染まるガラスに
淡く微笑む


夕餉に白立つ食卓に
窓の外で風が笑う

汗かく窓辺に
幾つもの雪
宛なく飛んで
銀色の布団に
沈んで
静かに眠る


遠く、
氷雪の白道をゆく足音は、
軋みを響かせ、
深く白い夜闇へ解けてゆく。

1/4/2026, 10:54:56 AM