キャンドルに、小さな命を灯す。中くらいのものと、小さいものを可愛く並べて。ふたつのキャンドルは、ゆらゆらと揺れながら、瀕死ながらも必死に生きようとしている兄弟のように思えた。今にも消えてしまいそうな儚い命。そんな小さな光を頼りに、私は文章を書く。ストーブもない、電気もガスも止められたのの家で、ただひたすらに。私には、それしか出来ないのだから。
11/19/2023, 11:53:56 AM