ココロ
「魚ゴコロあれば水ゴコロwww」分かるかどうか知らないけれど、そりゃあ、遠く離れた星の瞬きに願うより、近場の月に祈った方が手っ取り早いわねwww なんせ人間は月の満ち欠け潮の満ち引きに引っ張られて生まれて来たり死んで逝ったりするのだから。月は魔物の付いた魔性の呪を掛けるのに丁度いい。古来より人は月に生け贄を捧げ月に呪を掛けて来た。手っ取り早く怠惰で強欲な人間には、うってつけの偶像であったから。嫉妬に狂った女は大抵月を読み、頭に蝋燭巻いてお百度を踏み、狼は満月の夜に血を欲しがる。洋の東西を問わず月は呪の鏡であるから、人の罪を隠し闇夜に真実の姿を晒さない。
星はもっと遠いものだから、遠い遠い夢を願いココロをかける。人は、会えない人や遠い夢を想う時に星を見上げて願い、近いものをどうにか手中に収めたい時、手離したくない時、己の我、意のままに操りたい時に月に祈るのだ。
魚ゴコロあれば水ゴコロとはよく言ったものだ
相手が敵意を剥き出しにすれば捻り潰す、相手が好意を示せばそれ相応に応える大人は相手次第で出方が変わる、、まあ、相も変わらずガバガバしか表現を知らないのは論外だかwww
「心助 〜千年の光の旅〜 ココロの話し」
ここに一人の男あり、男の名は心助。今夜も星を眺めている。
心助は地球から一千光年離れた地球に瓜二つのけれど地球よりも文明の発達した星に生きている。一千光年離れているその星から巨大望遠鏡で心助は恒星の光に映し出された青い星を見つけたのだ。心助はその星にズームした、すると1000年前の日本が見えたのだった。
心助は一人の男が大きな鳥居の下に立っているのを見つけた。大粒の泥を含んだような雨が男の体に打ち付けていた。バラバラバラバラと音が聞こえるようだった。辺りにはこの男の他にだれも居ない様子だ。心助は毎夜この大望遠鏡でこの世界を見るのが楽しみであったが、ここ数十年、路ばたに人の柱は剥き出しに積み重ねられその寂しさは、どんよりと一千光年離れた心助のココロにも重く雨を含んだ布のように覆い被さるのであった。それでも心助はその世界の持つどこか湿気を含んだ世界観が忘れ去られた悠久の時を超えてこの星の心助のココロに語りかけられているようで、その星を見続けてしまうのであった。
心助が覗く大望遠鏡には積み重ねられた人の柱と男が映し出されていた。鴉が何処からか沢山集まって、見るとその鴉が円を描いて積み重ねられた人の柱を啄みはじめた。その横に生きているのであろう男は、ぼんやりと雨の止むのを待ち立っている、、雨が止んだようだ、だが男は立ち去る様子もなく、どうしようとするわけでもなく立っている。この男は行くあてがなく途方にくれているのか?心助は眺めていた。雨は、またザアザアと音を立てるように降りはじめた。
鳥居の朱色が薄暗く淀んだような何かを支えているようだった。遠くから夕闇が運ばれて来る
ように、その世界を支配していた。心助は息を飲んで見つめ続けた。その世界では今、捨てられた雨に濡れた犬のように人々がなっていて、何度も同じ路を徘徊したあげく盗人それも行き倒れた死人の皮を身包みを剥がす墓場荒らしになるより他生きる手立てがないような世界のようだった。
突っ立っていた男が、場所を変えてビクつく手で死人の懐を漁っている姿を心助は見つめていた。すると、その横に蠢くもう一人、女のような姿を見つけた、老婆のようだった、白く長い髪を後ろでひとつに纏めていた。女は手早く積み重ねられた死人の髪を剥いでいた。その剥ぎ取った髪を白くて大きな袋に詰めていた、あの死人から剥ぎ取った髪を売るのか?巨大望遠鏡で時間旅行気分を味わう文明に住む心助は吐き気がしていた。すると、心助の幾分かの憐憫と裏腹な蔑視のココロが先ほどから眺めていた男とシンクロしたのか、通じたのか、男は何やら女と話た後、一足を前に出して女の襟首を掴み女が集めた死人の髪が入った白い袋を奪い取り、女の身包み剥いで足にしがみつく女を蹴飛ばし死骸の上に突っ伏した女を踏み倒し走り去った。心助は声を上げたが千年の光の距離はどうすることも出来ない。暫くすると、女は死骸の中から裸の体を起こし、また、黙々と死骸の山を見繕って死人の着物を剥がし着ていた。
「きっと、そうか、そうじゃ、みんな仕方がなくて、そうしているのじゃ、今自分の世界じやあ、女にしかも老女に、あんなことをする奴はキ〇〇イだけだ、下品にもガバガバ言う下衆い奴くらいのものだ」心助はココロから今のこの自分の生きる星の時間に感謝した。
死骸から着物を剥ぎ取って着た女は、這うように死骸の山から出て、白髪頭を下に覗き込んでいる、路はまだ燃えている火の光で白く浮き上がって見えていた。
皆さま、ご存知の、芥川龍之介「羅生門」オマージュ
「心助 〜千年の光の旅〜 ココロの話し」完
令和7年2月11日
心幸
後書き
そう言えば、昔「サザエさん」でよくカツオくんは、お父さんの盆栽の鉢を割ってカツオくんはよく怒鳴られて正座させられていたっけwww カツオくんは、よく姉さんにもホウキ持って追いかけられていたし、友達と野球して近所の家の窓ガラスを割って、子供たちは怒鳴りつけられていたっけwww みーんな毒親に毒姉に毒オヤジ育ちかなwww けれど、その頃のカツオくんはクラスの人気者でコミュニケーション能力に長けた子供だった、今の引き篭もりの子供なんかよりずっと友達思い姉弟思い家族思いの子だったことは、その時代を生きた人ならみんな知ってるwww 自分の物差しでしか人を測れない大人にならないでねwww 自分が気に入らなかったらその人を毒つけて呼ぶココロの汚さをどうぞ弁えてください。それが気遣いというやつですよ。自己中だから人を毒つけて呼ぶような独善的な大人になるんだよきっと。それの方がずっと罪深いことだ。
親に叱られたことも殴られたこともビンタされたこともない?それはそれは生き辛いことだろう。外に出てちょっと大人に注意を受けたらメンタル崩壊で引き籠もって訴えちゃう子が出来るよな、それでも仕事教えて付き合わなきゃならない上司の方々大変だね可哀想に。
きっと、そういうのの親ってモンペってやつなのかな?何時までもスマホの待ち受け息子ちゃん娘ちゃんで高い高いしてたら駄目だよ、親は子より先に逝くんだからね(笑)
人が気になる?お前ほどではないよwww
想像力ないよね、自分は言っても良いけど人に言われたら、火吹いて傷つきますか?www そういうとこだよ、今っぽくて面白いよ。
おやすいみ〜ぃ🐠
2/11/2025, 2:18:54 PM