言葉に優先順位があるとするならば、それは何によって決められるのだろうか。
きっと、言語を専門的に学んでいる人はわかるのだろうが、言葉というものが一般人でしかない私たちに使われていることから、共通の感覚があるのではないだろうか。
これはあくまで日本語話者としての話になるのだけれど、さきほど挙げた「共通」という言葉からはほど遠いのだけれど、まず、考えてしまうのは英語などで「th」のような発音をするものは順位が下がるだろう。
あと大きく分けるとすれば子音と母音。
これの優先順位は、言葉に使われる文字を見て決めるとしても、発音的な意味からしても明白な気がする。
つまり母音が多い方が上で子音が多い方が下である。
そう考えると五十音順というのは非常に理にかなった作りのような気がする。
では母音の中での順位はどうか。
母音を2回繰り返した言葉を比べてみるとそれがわかる。
嗚呼、良い、うう、ええ、おお
「良い」以外は全て感嘆詞だと。
しまった!
嗚呼、なんということだ!
感嘆詞がこの理論の上位に存在することで、僕はこれの差別的な暴力性に気がついてしまった。
そんな風に本気で悲しむ馬鹿な男と友達になりたい。
3/9/2025, 11:35:05 PM