夕方ホールド・オン・ミー

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頭の中で青図膨らまして…


リサイクルセンターで…

ドラフターがあったよ…

誰も見向きもしないドラフター

きっと…

たくさんの作品を作ってきた…

このドラフターの元持ち主は

何屋さんで何を作っていたのか?

建築や工業を学ぶ学生とか…?

町工場で使われててとか…

想像を膨らましたよ

想像力で膨らんだ図面を心に作成して…

ドラフターで書いてた時みたいな気分で…

心をMovieOnして…



学生の頃に地方の町役場から印刷された手紙

巻末に手紙で1言書いてあった

何でもない1言に涙が溢れた事もあった

手書きの温かみをあらためて知ったんだ…


急な仕事で東京の郊外の新興住宅地に

サラリーマンデビュー間もない頃の話

年末押し迫るクリスマス直前

その日の朝方にポケベルが鳴って

明朝に友が親父になったと知らせを受け取る…

俺は朝から気分良く仕事してて終えて…

帰宅途中の夜7時過ぎに緊急対応をしろと…


その頃は携帯電話が出始め

勤め先では貴重で社内では私の部署2つだけ

ほぼ毎日 部長と次長が持ち

部長と次長2人が休みの時だけ

我々現場の部下が持つ…

たまたまその日は俺が持ってた時に

緊急対応の電話が親会社のお偉い様から

帰宅途中に電話が鳴る…



そしてその緊急対応後の顧客から

後に手書きの手書きの温かみある手紙を貰う

のど飴1ダースと津軽りんごを一箱と共に


緊急対応した顧客様の家に訪問すると

生まれて間もない可愛い子供が居た

修理をしながら反応してる姿が

可愛くて堪らなくて…

工具の音に反応して手を上げたりしてて…

師走の疲れ果てた体と心に

天使のような可愛い微笑みが心に沁みた

こんな緊急対応なら良いなぁ…と

親会社には悪いけど…

幸せな気持ちにいっぱいだった

私の部署のミスなのに…

忙しさにやられていたメンタルは

顧客様の家を出る時には相当復活してた


次の週末に親父になった友達にお祝いをした

そして可愛い微笑みの話をした



もう遠い昔々の事だけど鮮明に覚える


外回りを終えて営業所に戻りデスクの上に

日通ペリカン便の白い箱

その時に営業所には俺1人で…

営業所の扉を開けてデスクに箱が見えた時は…

もう…何やねんなぁ…仕事増やしくれて…

送り状を見ても直ぐにあの子の親からとは…

箱を開けて…

手紙を開けた時の手書きの温かみを…

今も覚えてる…


今思う…

あの赤ん坊は…

もうお母さんになってても…

不思議ではない歳頃に…


赤ん坊のお母さんの文字を思い出して…

昨夜は…

また心内が温かくなっていたんだ…

こうやって通信がどれだけ発達しても

進化繰り返し便利になっていっても

肌の温度を感じる事はあるのかな…?

いつか電話やLINEとかで…

どれだけ君が好きか…

明確に的確に完璧に伝わる時も来るのかな?(笑)🍀









10/16/2025, 11:12:55 AM