「好き」
学校が終わって、帰ろうと下駄箱に行くと、そう書かれた紙が1枚、私の靴の上に置かれていた。
〖え?〗
何よりびっくりしたのが、宛名も、差出人も書いていなかったこと。
〖…?〗
何かのイタズラかな。
気にしないようにしよう。
そう思って校門を抜けようとした時、
【あ、あの…○○先輩ですよね…!】
〖、?そうだよ?どーしたの?〗
いきなり声をかけられ驚きつつ、平然を装いながらも返事をする。
【えっと…て…手紙みてくれましたか…?///】
〖え、、?〗
驚きが隠せなかった。
手紙の差出人が見つかったのは良かった。
でも1番驚いたのは、
相手が "女の子" だったから。
最近は漫画や映画、小説、ネットなどを通して同性愛者は身近なものになりつつあった。
だけどまさか自分が同性から告白されるとは思いもしなかったのだ。
私がびっくりしてるのを真剣な顔で見ながら、彼女は言った。
【先輩ッ!!私と、、つ…付き合ってくださいッ!///】
少し戸惑った。
まだよく知らないのに、OKする訳にもいかない。
だからといって、勇気をだして告白してくれたのに、はっきり断りすぎて傷つけてしまうのも良くない。
少し考えて、ゆっくり言葉を紡いだ。
〖えっと…ご、ごめんね…まだよく知らないから、、、お友達からでもいいかな…?〗
大丈夫かな?と、顔を覗いてみると、
【…!!✨ほんとですか!…やったぁっ、ありがとうございますっ!】
そう返ってきたから、ほっ…と安心した。
〖いえいえ、?〗
それからお互い黙ってしまったが、彼女が先に口を開いた。
【先輩、】
〖ん?〗
【あいらぶゆー、ですよ、っ!】
ー作者の話ー
なんも思いつかなかったからとりあえずヤケクソで書きました()
毎日なんかしら小説書こうと思ってこのアプリ入れたんだけどめっちゃ良きアプリ。
あ、あとまだ3、4回くらいかしか投稿してないのに
50個も♡ありがとうございます!!
めっちゃ嬉しいです(* ˊ꒳ˋ*)
明日はもうちょっといいのかけたらいいな。
それじゃあまたお会いしましょう。
またね!
1/29/2024, 2:25:54 PM