アナウンスが流れ、君はタッと目の前の新幹線に乗り込んだ。「こっちに来る時は連絡してね」ホームドアが閉まる。君は笑っている。うん、と言う声がついに震えたけど、ドアが閉まる音がかき消してくれた。行ってきます。と君の唇が動いた気がした。私の意気地無し。最後まで伝えられなかった言葉を、遠ざかっていく乗り物にしかぶつけられないなんて。「好きだよ」ずっと前から。そしてこれからも、多分ずっと。
4/5/2025, 10:09:12 AM