仕事中お客様に呼ばれてフロアに出て対応をした。その後バックに戻り作業の続きをしようとしたら先輩からの呼び出し。先程何か対応を間違えただろうか?他のスタッフのお客様だったのだろうか?ほかの業務でミスがあったのかもしれない。と色々考えていた。
先輩に従いミーティングルームへ向かう。ミーティングルームで先輩に椅子に座るよう促されとりあえず座る。
「なぜ呼び出されたかわかるか?」
先輩が問う。
「分かりません。先程のお客様対応にてなにか間違いがありましたでしょうか?」
正直に応えると、
「大きなミスはない。ただ、スタッフとしての意識をもう少し高めて欲しい。」
やはり何かミスをしたらしい。
「申し訳ございませんでした。今後はより一層気を引き締めてまいりたいと存じます。そのためにも改善策や今回の問題点についてご教示いただけると幸いです。」
すると先輩は苦笑して
「そんなに固くならなくてよろしい。
先程の対応については、まず服の裾に口紅らしきものが着いている。また、君の靴の靴紐が解けていて気になっただけだ。」
そう言われてそんなことかと思い、思わず
「そんなことでしたか。先程の対応で何か間違いがあったのではと心配して損しました」
と言うと鬼のように怒って、
「君にとってそんなことでもお客様は気分を害する可能性が高いのだぞ!?だから自覚を持ちなさい!」
そう言われて初めて気づいた。
お客様のお時間を無駄にしない為にもしっかり整えなければと決心した。
#靴紐
9/17/2025, 3:35:07 PM