適当に描いた木のイラストで、いったい何が解るというのだろうか。分厚い本とイラストを交互に見やる医療従事者を鼻で笑った。占いに毛の生えたようなその鑑定に何の意味があるのか、聞いてみたかったが止めた。どうせマトモな回答など返ってこない。自分が何をしているのかすら理解していないのだから。占い好きのこの医療従事者の気の済むまで。否、飽きるまで。この無為な時間を過ごすことになるのだろう。嗚呼、早く帰りたい。テーマ「脳裏」
11/9/2023, 2:42:33 PM