私は全てにおいて器用にこなせる…
いわゆる恵まれた感じに生まれてきたと思っていた…
なので、「これまでずっと」出来ない側
の立場と言う事に無頓着だったと思う
しかし、人生はそんな簡単に終わる訳はない…
自分の一番近い家族に発達障害を持った
子供が生まれてきたのだ…
彼はまだ幼いので自分に重い障害があると
いう感覚はない…
一緒に生活していると彼の行動は
私にはストレスで、全てを受け止め包み込むには、まだまだ相当な時間がかかるだろう…
「何で?しっかりしなさいよ!」
あまりに自分とは異質な彼に対して
この言葉をすでに何千回言ったろうか…
彼の中では「出来ない自分」が普通なのだ
だから、ほとんど反省もない…
ただ…共に暮らして10年…
彼は私を鍛える為に体を張って生まれて
きたと言う事…
そして、共に生きると言う事が
私の人生において大きな意味があると言う事…
その事だけは理解出来るようになった
だから私は今も、彼と一緒に日々成長し続けている…
7/12/2024, 9:51:01 PM