君がいなくなってから、セーターを何度だめにしただろう。セーター特有の洗濯方法なんて知らないし、今後覚えるつもりもない。だってまた君が洗ってくれるんでしょ。
ああ、あんたは俺なしで生活できないんだろうなって思うと少し優越感がある。一緒に洗濯した服みたいに、狭い空間だからこそ絡まり合ってしまったあんたと俺はもっと早く絡まりを取り除くべきだったのだと思う。
濡れて重みを増してしまったそれを無視して自分から離れたはずなのに、いき苦しくてしょうがない。
狂信
共依存 加筆11.24.22:22
11/24/2022, 10:39:36 AM