五月よ、どうか
軽やかに逃げてくれ
夏が
どんなに情熱的に
あなたを口説いても
「初夏」の「初」を
捨ててはいけない
あの九月を
見てごらん
あんなふうに
夏に堕ちれば
あなたはあなたを
見失ってしまう
五月よ、どうか
軽やかに――
清しいあなたを
我々は
失いたくはないのだ
◇
「……そうして、『一年後』。人々から「五月は絶対に爽やかであってくれ」などと、理想ばかりを押し付けられ、ウンザリしていた五月の前に、あの男――夏が、ふたたび現れ。
それまでの常識を覆しては人々を屈服させる、彼のカリスマ性にすっかりほだされてしまった彼女は、夏の手を取り、まるでなにかを吹っ切ったかのように、明るく微笑んだのでした……おしまい!」
「オレ様系男子×真面目っ子女子での擬人化でした~」
「ハッピーエンド……か?」
「いやぁ、日本国民的には、バッドエンドじゃん?」
「お題を回収出来たので、良しとしま~す笑」
5/14/2026, 2:28:01 AM