君の目を見つめると
君の目はとても黒く光っていた。
覗き込むと黒く染まった私が瞳にに写り込む。
君の瞳に移った私は陰を抱いているようだった。
あなたのしんとした瞳で何を見つめているのか私には到底わかり得なかった。
世の中をつまらなそうに眺め吐息を漏らすあなたに私は恋していた。
少し厚めの化粧で本当の自分を隠したあなた。
いまだにあなたを知ることは尽きない。
あなたに会うこともままならない。
私の思いが伝わることはこの先無いとわかっている。
だからせめて、私だけは忘れないように。
4/7/2026, 7:21:35 AM