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もう一つの物語。
この言葉を聞いた時君はこう思うだろう。

あの時、もし違う選択をしていたのなら違う世界が合ったかもしれない。
それはあたかも自分が生きる、今の世界が正しい選択だったかのように語られる。

でも違う。
もう一つの物語とは、今君が生きているこの世界線なんだよ。
あったかもしれない、可能性の世界こそが正しい
物語なんだ。

君らが生きるこの世界はいつだって物語の主軸としては描かれない。
影に埋もれて存在すら認識されない。

 だって我々こそがもう一つの物語なのだから。

10/29/2024, 1:06:35 PM