日差しが眩しい。「久しぶりの晴れなんだもん、当たり前でしょ!」 ずっと空をおおっていた暗い海が乾いて、外出禁止令が無効になった。それでもなんか、自分の気分は沈んだまま。一生このまま溺れてくのかも。「どうしたん?」隣に君が居てくれて良かった。本当にそう思うよ。だけどそれでもおっこちる。人生で出会う太陽のひとつはきっと君だ。確かにそう感じる。けれど君じゃ僕の静かな沈没に気づけないだろ?そんなもんさ。
7/3/2023, 6:08:43 AM