遠い足音
身体が重たい
筋肉が酷使され悲鳴を上げている
もう今すぐにも寝てしまいたい
そのまま永遠に眠ることになるだろうけども
雷が飛んでくる
避けながら一突きまっすぐ心臓を穿つ
敵の数は減らしているのに一向に終わりが見えない
全く嫌になっちゃうなあ
矢が四方から飛んでくるのを全てはたき落とす
そのまま突っ込んで順番に首を斬る
戦争は数だとはよく言ったものだ
一撃で倒せるがいかんせん終わりが見えない
だんだん飽きてきた
助けにくるとは言われたがいつのなるのやら
負ける気はないがホントに数だけは多い
英雄とはよく言ったものだ
こんな戦場に独り放り出すなんて
素晴らしい信頼だこと
未だ救援の足音は聞こえない
まあ、また独りで終わらせることになるんだろうなあ
そうしてまた祭り上げられる
全くもって嫌になる
そろそろ堪忍袋の緒が切れそうだ
うん、そうだな戦いをさっさと終わらせて
国でも滅ぼすか
それがいいそうしよう
よし!やる気がでてきたぞ!
【滅亡までのカウントダウン】
10/2/2025, 4:07:34 PM