例えば、土砂降りの坂道を転がり落ちるような痛みさえも心地よかった。なにもかも、すべての感覚を愛おしく思えた。本気だった。後ろ指を刺されても、影口を叩かれても、なんでもいい。愛した人に笑ってほしくて、ただ悲しんでほしくなくて。結果、君のとなりが僕じゃなくても全然いい。だってこれは、最初で最後の本気の恋だったから。- - - - - - - - - - - - - - - - - テーマ「本気の恋」
9/12/2024, 10:55:11 AM