いまは高校生になる娘。
彼女はわたしのおなかの中にいた時、一度死にかけたことがある。
三度の流産の後に授かった命...。
また流産かと思ったが1週間ほどの入院の後、わたしは自宅に戻った。おなかの子もなんとか留まってくれた。
その時、2階にあった寝室を1階の和室に移した。
以来、わたしの寝室はずーっと1階の和室。
娘は無事に生まれてきてわたしと一緒に就寝するようになった。
いつかは自分の部屋で一人で寝る!と言うと思って静観しているが、高校生になった今も、実はわたしの隣で毎日寝ている。
たまに、わたしとケンカして自分の部屋で寝ていることもあるけど、また戻ってくるのだ。
高校生にもなって、親と寝ているなんて、他人が聞いたら驚くだろうと思うけれど、こうやって一緒に寝ることも、この先そう長くは続かないことだろう。
ずっと隣で寝ていて欲しいけど、いつかはいなくなる...。嬉しいような寂しいような複雑な心境だ。
3/14/2024, 5:45:33 AM