ちらちらと、積もらない雪が空気の中に舞い、沈む冷えた指先の上に、ひと粒冬の象徴は頼りなく、触れた途端に溶ける実体を得た水分は儚い吐いた息も、一瞬だけ姿を表し、瞬く間に消えていった(雪)
1/7/2024, 2:00:35 PM