大切にしたい思いは
きっと誰にとっても
いらないものだったから
丸めて捨てちゃった。
自分を好きになれなきゃ
他の人も好きになれない、なんて
好きな自分は
他の誰にも好かれない。
好きになるには好かれる必要があって
好かれないなら好きな自分なんか
いらない。
そうやって周りに合わせて
わきまえていった。
とうとう私は
闇鍋みたいに
何でもないものになった。
普通になろうと
周りを平均した自分を作った結果、
普通とも個性とも
少し違う何でもないものに。
ひきつった笑顔だけが
顔に張り付いていて
話をするわけでも、
面白くするわけでもなく、
ただそこにいるだけ。
なりたい姿って
遠くて霞んでて
違うように見えてただけで、
本当はこれだったのかも。
そんな風に毎日毎日
考えることすら
放棄していた。
ある日家に帰って
昼寝をして起きたら深夜だった。
外は土砂降り。
お腹も空いてないし
喉も乾いてない。
電気をつける気力もないし
笑顔の筋力も
もう無かった。
"Good Midnight!"
不意に流れた涙は
疲れというか
悲しみというか。
芯を持っておくべきだった
私の全てが
ゴミ箱に捨てられていて、
捨てたのは私で、
なんとも言えない気持ちが漂った。
どこに行っちゃったの、
My Heart。
3/27/2026, 4:08:14 PM