瑠唯

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「るるちゃん、私、今日あえて良かったよ。明日には引っ越すし、るるちゃんは大事な大会だし、、、なかなかタイミング合わないもんだねぇ。
しょうがないかぁ、、、るるちゃん約束守れなくてごめんね、二人の秘密だよ」

親友の華ちゃんは小さい頃引っ越した。
その頃の一番の友達で、人よりも成績が良くて、運動も出来た。
それに、華ちゃんはとても優しくて気がきく子だった。なにか困ってる人がいるとすぐに声をかけて助けてあげていた。
とても自慢の親友だった。
華ちゃんが引っ越したとき約束していた事がある。
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華ちゃんは私にとって優しくて大切で、、、、




「瑠偉?小学校低学年の頃いた華ちゃんいるでしょ?その華ちゃんがね亡くなったみたいなのよ
可哀想にねぇ、自殺だって何があったのかしら?」




華ちゃん?華ちゃん?
なんで?なんでなんで?なんでなんで?
華ちゃん、
優しくて可愛くて小さくて儚くて私のことを一生懸命愛してくれた花ちゃんが?
なんで?
なんて?
なんで?なんで?なんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんて?

「お母さん、なんでか分かる?」



華ちゃん私の華ちゃん
華ちゃんが私から逃げるために引っ越したときも
華ちゃんのためを思って私のものにしなかったのに
なんで死んじゃったの?
ナンで?
?死んじゃってしまうなら私が食べたのに
あの可愛い体かお全てが愛おしい
引っ越ししてもずっと見てたのに、
可愛い華ちゃん 
小学校2年生のときに私に子宮をくれた華ちゃん
それから追いかけっこをするようになったよね
華ちゃんなんか何もできないのに
ずーっとずーっと周りの全て知ってる大人に説明してて、可愛かったなぁ
華ちゃん
誰も遊んでくれなかった私に一緒に遊んで、さらに結婚までしようとか言ってくれたのに
二人の秘密って言ったのに
バラしちゃうし、、、
さらに先に死んじゃうなんてカナシイなぁ

愛しの華ちゃん

              二人の秘密

5/3/2024, 5:41:15 PM