うだるように暑い夏の日だった。どこまでも続きそうな青い空が見えていた。私と祖母と大叔母と。ベッドの上の祖父。まるでその日常がずっと続くみたいに3人で笑った。そこはどこまでも平和で、いつまでも平和。私はあの日、たしかに永遠の中にいた。病室の窓からは永遠が見えた。永遠に忘れられない私の永遠。
8/2/2023, 5:58:13 PM