それはことばのカタチをしていた
きっと優しくきっと暖かな
笑顔を生むようなことばだった
ソレを声にしたかった
口にして伝えたかった
優しく撫でて暖かく包むような
笑顔を見たいひとがいた
けれど
否定しか紡げないこんな口じゃ
肯定を出来ないこんな脳じゃ
ひとを笑顔に出来やしない
ひとを幸せに出来やしない
‹言葉にならないもの›
アスファルトで目玉焼きが作れそう、なんて
少し前まで比喩だった
朝の打ち水に涼むことも
少し前まで正しかった
簾に風鈴に団扇だけで
過ごせていたことも
気温に名の付く日が少なかったことも
少し前まで、ちょっと昔まで
本当に真実だったのにね
‹真夏の記憶›
白いクリームがとけている
黒い行列が並んでいる
茶色のコーンが転がって
無情に誰かが踏み潰す
白いクリームがとけている
赤いいちごが滴って
茶色のチョコと交わって
無為に無情に汚れてく
白いクリームがとけている
白い布地にとけている
白い肌にとけている
黒い にとけている
‹こぼれたアイスクリーム›
どうせ離してしまうならば
はじめから手を伸ばさないで!!
‹やさしさなんて›
8/14/2025, 9:47:01 AM