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何もいらない





家に帰ってきて、子どもたちは宿題終わって、リビングでテレビ見てる。
私は、朝食で使った食器を洗って、片付け。

時計が17時になって、メロディーが流れてる。

慌てて、お米をセットして、早炊きでスイッチを入れる。



今日の夕飯は、ホワイトシチューだから、大きな鍋を出して、水を測って入れる。
IHの電源を押し、鍋に冷凍してあるカットしたにんじんを入れる。
その後は、じゃがいもや玉ねぎを切って入れる。
鶏肉は、一口より小さめに切って、ポリ袋に入れて、料理酒と砂糖を入れて揉み込む。


ふと気付くとダイニングテーブルに置きっぱなしになっているスマホが鳴っている。


慌てて、取りに行って、電話に出たら、旦那からだった。




「今から、帰るけど、何か買ってくもの、ある?」

「うーん、何もいらないかな。」


テレビ見てた次男が電話に気付き、大きな声で

「アイスー!」

「はいはい、アイスね。
 GENKY寄って、アイス買ったら帰るから。
 お風呂、沸かしといて。」

「はーい」


電話を切り、お風呂のスイッチを入れ、夕飯作りの続きを始める。
何もいらないと言ったけど、ふと、冷蔵庫の中を確認すると、牛乳が少ないなと思って、旦那に電話する。


「ごめん、牛乳もお願いします」

「はーい、わかったよー」



4/20/2024, 12:28:00 PM