ドドド

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ピークアウトした筈の鬱が戻ってきた

およそ一月半前の事
私は、死に場所を求め、地元に帰ってきていた。

友人、知人、誰にも声を掛けず
あの日になったら……あの日までは、と
カレンダーを睨めつけながら
今日までのうのうと生きてしまった。

最近では、少し前向きになっていた気もする
しかし今、身体も心も重く、ひたすらに
ただ、しんどい。



日課にしていたことをいくつかやめた
ここに書き連ねることすらも

自分で始めたことなのに、やめてしまった

躁鬱というのは、厄介で
知らない人から言わせれば気分の上下なんて
誰にでもあるでしょう、と思うだろうが
実際はそんなレベルの話じゃないのだ

特に躁が危ない

なんせ感情のコントロールが効かない
全てに苛つき、当たり散らし、台無しにする
今まで何度もそうしてきた。

鬱は感情が薄くなる
なんにも感じないわけじゃないが
極端に鈍くなるのだ、興味を無くすとも言える
私が健康なら、この文章も推敲していただろう
だが今は、そんな気は微塵も起きない

どうでもいいのだ


今日、QUEENのボヘミアン・ラプソディを
聴いていた、良く分からないが、涙が流れた
まだ泣けて良かった

手が震える、息が苦しい
楽になりたい。


これは、誰に向けているのか
わからない、しかしきっと
たぶん同じ気持ちの人がいるはずだ

あなたは、元気ないですか
僕と同じですね、良かった
お互い一人じゃないんですね


答えは返ってこない


躁の僕は、悪いやつだと思いますよ
カレンダー見ながら暗い顔している僕に
文句ばかり言うんで、悪いやつでしょ


鬱なら鬱らしくしていなければ
何も保証はされないんですが

それを決めるのは鬱の人じゃないんですよ
おかしいですよね


安楽死がもしあったら、皆喜んで受けますよ
日付が決まれば、カレンダー相手に
指折り数えて、当日に花丸でもつけましょう

あぁ、あの子達は元気かなぁ。


9/11/2024, 3:12:50 PM