柔らかい雨、、かぁ。
真っ先に思いつくのは、散歩してる時に降って来たみたいな天気雨かな。
日差しの温かさと、時々当たる雨の冷たさと、キラキラして見えるあの感じがとても好きで、天気雨が降るといつもほっこりしてしまうんだよな。
晴れてるのに雨が降るって確か、高いところにあった雨雲から水が落ちて、それが地上にたどり着く前に、雨雲は風に運ばれて、見上げても水を落とした雲は見当たらない。って現象なんだっけか。
日本語は雨の表現が特に多彩だけれど、雨のことを涙と表現することも多々ある。
例を挙げるなら、酒涙雨(さいるう)や涙雨(なみだあめ)、だろうか。
酒涙雨は、七夕に降る雨の事で、雨によって会えなくなった織姫と彦星の涙と言われてるんだとか。
涙雨は、悲しみの涙が化して降るとされる雨で、心情によっては嬉し涙にもなるみたい。
このことも考えると、天気雨ってなんというか、、
『誰かの涙が届いたけれど、見上げても涙の落とし主は分からない。』っていう捉え方もできるのか。
雨を涙に例えるとして、柔らかい雨がどういう心情の涙になるかって考えると、プラスの感情ぽい雰囲気はあるなぁ。
まとめると、、『誰が落としたかは分からないけれど、受け取り手が少し暖かくなるような涙』って感じ、、、?
こういう捉え方も悪くないな。
『柔らかい雨』
11/7/2024, 4:12:52 AM