いつまでも捨てられないもの。
私はこのテーマに対して、
物理的なものと心理的なものに分けられると考える。
物理的なものは、シンプルだ。
捨てられないものは、その人にとって大事なもの。
かけがえのないもの。大事な人からもらったもの。
思い出の日に買ったもの。大事な人から譲り受けたもの。
断捨離がどうこうの話ではなく、
「捨てる捨てないの基準にそもそもないほど大事なもの」という解釈だ。
心理的なものは、少し複雑だ。
なぜなら、大事にしていたものでも、
時間が経てば「捨てるべきもの」に変わる可能性があるからだ。
それは、一種の価値観、もっというと「固定観念」や「偏見」に近いものだろう。
もちろん、捨てられない信念や信条があることは素晴らしいことだ。
しかしその信念をもつということは、自分自身の進化(アップデート)を妨げている。ともいえるわけだ。
だから私は思う。
本当に捨てられないものは、
「自分は未完成であることを自認すること」ではないだろうか。
日々自分自身をアップデートしていく。
生活の変化に対して自分自身をアジャストしていく。
固まってはいけない。
こんな世の中だからこそ、
自分自身の色を変え、
形を変え、
考え方を変えていける人こそが、
本当の意味で「強く生きる」ということなのかもしれない。
8/17/2023, 2:21:26 PM