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君の瞳が好きだった
怜悧に輝く銀色が
真実を見抜く度に
鋭利に色を冷やすのが
本当に本当に好きだった
だから
「どうして」と問う名探偵に
笑って笑って向かい合う
重ねた罪状の数だけ冷えこぼれる
銀色の眼差しに刺されながら
「ごめんね。その目で見られたかったんだ!」

‹鋭い眼差し›


「天に帰るって言葉聞いた時はビビったよね」
「わっかる、やり直しかと思ったもん」
「実際やり直し食らった組居たらしいね」
「あれなあ……小さいからって辞めといて
 ほんと良かったわ…」
「やっぱり純物でないとね」
「ココ生殖体系分かれててまじ良かった!!」
「はいはーい。そろそろ時間だけど、
 皆ちゃんとサンプル回収できたー?」
「大丈夫ー!」
「それじゃあ戻ろうか。向こう着き次第
 解剖始めるから、純唯星型生物の特徴とか
 復習しておいてね」

‹高く高く›

10/15/2024, 12:50:00 PM