タイトル未設定6
「わーいぃぃ!綾瀬くぅぅぅん!!!」
昼休み。テンション高めで図書室に入ってきたのは八橋 麗だった。
「ちっす」
つい先日のこと。傘がなくて、八橋に家まで送ってもらった僕は、図書室でまた話そうと約束していた。
「ねね 見て見て」
そう言って学校指定の鞄の中をガサゴソとあさる。
「何?」
そういうと八橋は悪者のような声を出し、言った。
「ふっふっふ。じゃーん スマホだぜ〜 いーだろ〜」
この中学は休み時間中だけ、スマホ使用OKなのだ。だが、授業中に触っていることがバレると 即没収。反省文まで書かされる。そりゃあもう大変大変。
「へー 良いじゃん」
こう素っ気なく返したのには意味がある。僕はスマホを持っていないからだ。小学生の頃に、タブレットを買ってもらったために、スマホは高校祝いの時になってしまったのだ。
「ね、綾瀬くん。連絡先交換しようよ」
来た。こいつのことだから、異性にだって躊躇いもなく、連絡先交換を要求してくると思った。一応タブレットに※LINe は入っているけど、、
「えー…と。あの、、、俺、スマホ持っ………ぃ」
だんだんと声が小さくなってしまう。おかげさまで八橋には「え?スマホもいもい?」とか変なこと言われるし…
「あのぉ… 俺スマホ持ってなくて… 家にタブレットはあるけど… 持ち運べないんだよね」
言えた。言えたがココで八橋の反応だ。からかわれるのか…
「えーーー そうなのぉー!じゃあさ、今日、帰り綾瀬くん家行って良い?そこで連絡先交換しよー」
なっ、なんで普通な返事… しかも何で普通に付き合ってもいない男の家に2日連続で行けるの!?どういう神経!? とかなんとか思っていたのに、僕の答えはこうだった。
「あぁ。いいよ」
なぜだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
キーーンコーーーンカーーンコーーーーーン キーーーンコーーンカーーーーンコーーーーーーーン
チャイムだ。昼休み、終わりのチャイム。
「あー 昼休み終わっちゃったね。じゃあ帰り、下駄箱で待ち合わせでいい?」
一緒に帰るつもりか。まぁ良いけど…
「了解」
はーい こんばんわぁー。
えーとですね。最近投稿してなかったですね。
すいません。まぁ、明日から復帰する予定!
予定なのでね。あんま期待しないほうがいいと
思いますがね。一応頑張りますので、応援よろです。
この話に関しての詳しいことは前の話を
お読み下さい。
5/26/2024, 10:39:09 AM