ユイ

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1つの命が虹を渡った日の夜。

寒空の中、山の中をバイクで走る。
撥水加工をしてあるはずのゴーグルに残る水滴を手で拭う。

木の切れ目から見える景色は、まるで見下ろす空。

惑星の中に見えるゆっくり動く流れ星。
それを見つけると、悔しくて、情けなくて、淋しさを覚える。
私もいずれ、そうなるのだと。

2/22/2025, 7:47:30 AM