「燃える葉」
これは僕が小学生6年生の時の話。
僕はよく遊ぶ元気な子供だった。
今は遊びまくる元気は無いが、、
当時は暇さえあれば公園か友達の家にいた。
遊ぶのは好きだが、ゲーム機にも憧れがあった。
自分用のゲーム機を持っている友達が何人かいたが僕には夢物語だった。
ゲームの話は今回関係がないので省略する。
僕は公園で友達を待っていた。
よく遊んでいるAとBと3人でザリガニ取りをする約束をしていたのだ。
待っているのも暇にでブランコに乗っていた。
当時ブランコをどこまで高く出来るか挑戦した。
靴飛ばしとかして待っていた。
その時だった何か光ったのだ。
光の正体が気になり僕は必死に探した。
ブランコの向かいに大きな気があり、
その中で光った気がしたのだ。
しかし見つかることはなかった。
その前に友達が来てしまったから
すっかりその事を忘れて遊んでいた。
公園の横の川とまでは行かないが大きな側溝で、
溺れる心配はなかった。
水の高さは5センチにも満たない。
流れもとても緩やかだった。
ザリガニを大量に取った記憶がある。
その中から自分のお気に入りを見つけ、
バトルさせたりもしていた。
今思うとザリガニが可哀想だったと思う。
僕はザリガニを持ち帰った。
家にある水槽で飼育していた。
長生きして欲しいから親に色々ねだった。
父親が仕事終わりに金魚の水槽とかに入れる、
ポンプを買ってきてくれた。
酸素を供給したり、ゴミを取ったりするやつだ。
飼育する環境かが整ってきて寝ようとした。
ふと昼間の光を思い出した。
あれはなんだったのか。
父親に聞いてみたら、
葉が落ちた頃にカラスの巣を見たと言っていた。
カラスは光るものが好きと聞いたことがあるから
何か持ってきたのではないかというのだ。
納得はしたが自分の目で見てみたくなった。
カラスの巣というものをこの目確かめたかった。
次の日学校から帰る途中に公園の前を通った。
もちろん興味本位でだ。
しかしカラスの巣はもちろん光を見る事も出来なかった。
秋に入るころやけに騒がしく僕は起きた。
外を見てみると公園の木が燃えている。
家が燃える心配は無さそうだが、
消防車が3代いたのは覚えている。
あの木だ。
カラスの巣があり光っていた木だ。
萌えてしまった。
火は消され葉の中がよく見えるようになった。
この事件は地元テレビ局ですぐ取り上げられた。カラスだけに。
どうやらカラスの巣の中に虫眼鏡が入っていたのだ。
偶然が重なって今回の事件が起こった。
カラスの巣に虫眼鏡があったこと。
葉の中の虫眼鏡に光が当たる偶然。
その虫眼鏡を通った光が枯葉に当たり引火。
誰が悪い訳でもないので、
カラス避けだけされることになった。
棒さして紐を通したCDをぶら下げるだけだった。
まぁ田舎ならこんなもんか
10/6/2025, 2:42:05 PM