「もしも君が」
もしも君が、私のことを好きになってくれたら
もしも君が、私の恋人になってくれたら
もしも君が、私のことを見てくれたら
もしも君が、私に話しかけてくれたら
もしも君が、私に告白してくれたら
もしも君が、私を意識してくれたら
もしも君が、
もしも君が、
もしも君が、、、、
そんな幻想を思い浮かべる私は、君のことがたまらなく好きなのだろう。
部屋いっぱいに並べた君の写真。
録音した君の声。
君を見つめていられるだけで、幸せなのだろう。
ああ、私は高望みをしてしまった。
初めて私の部屋にやってきた君は、もう動かなくなっていた。
こんな状況でも、君が私の部屋にいることを嬉しいと思ってしまう私は、頭がおかしいのだろうか?
、、、
もしも君が、もう一度目覚めてくれるなら
6/15/2025, 5:43:05 AM