ヨルガオ(短編小説)

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「……え」

家に着いた俺は、思わず目を疑った

誰もいないはずのリビングに灯りが灯っていたからだ

泥棒か……?

恐る恐る玄関の扉を開けた瞬間

《おかえりー!!!!!》

勢いよく娘が飛びついてきた。

「うわぁぁ!!!!」

驚いた俺は尻餅をついた

「え……何で……」

〈おかえり、あなた〉

「………ただいま……」

久しぶりに妻と娘に会えた。

ああ…リビングが狭くなったな……。

………。

2人が居ないと…寂しいな。


ー狭い部屋ー

6/4/2023, 11:00:21 AM