わからない。
わからない。
わからない。
生まれてこの方13年と少し。
誰かにとってこの数字は人生の半分にも満たない。
だが誰かにとっては自分よりもずっと、
私が圧倒的に大きいと感じるだろう。
私は真の絶望なんて知らない。
だから、希望だって知らない。
きっと私が知っていたとしたら、
「可哀想」と、人は言うかもしれない。
なにも、言わないかもしれない。
これはきっと幸せなことだね。
外の世界を知らない子供は恐ろしい場所へ
自ら足を踏み入れようとするのだね。
私は絶望したことがあるよ。
希望なんて見つけられなかったけど。
誰かにとっては小さな小さな小さなことかもね。
私もそれをわかってるつもりだ。
もう少し、生きてみようと思う。
「たった一つの希望」を知るまで。
それほどの絶望に身を投じるまで。
3/2/2024, 11:17:45 PM