命が燃え尽きるまで
何かに人生をかけてきた
そんな生き方はしていない
それでも何かに踠きながら
跑きながら必死に掴もうと
手を伸ばしていた
何を求めていたのだろうか
考えてもよくわからない
たぶんそれを知るために
ここまで歩いてきたのだろう
生きるということ
今生きているということ
そして、最後までずっと
生ききるということ
燃え尽きるまでかは
わからない
生き方に迷い躓き
泥だらけで立ち上がる
その繰り返しの果てに
うすぼんやりと
頭によぎる言葉が
それならばきっと
辿り着いたことに
なるのであろう
何かに人生をかけなくても
大事にしてきたものはある
その価値を最後まで
守り続けたのならば
人生のまとめとして
自らを認めるくらいしても
きっと許される
そんな気がする
生きよう
9/14/2022, 10:13:11 AM