圧倒的にペンギン

Open App

【もう一歩だけ】

職場にて
私「神戸のお土産を買ってきたよ」

後輩「何ですか?」

私「はい、後輩君には神戸で拾ってきた石をあげよう」

後輩「え?それは、、、まぁ、どうも」

田中(新人)「ちょっと待って下さい。僕の分は無いんですか?」

私「安心して!他の人にはお菓子の詰め合わせを人数分買ってるから」

後輩「え?は?」

理由は分からないが後輩君は不満そうにしていた。

私「まぁ確かにちょっと釣り合いが悪いかもしれないな」

後輩「そうでしょう。僕にももう少しいい物を下さい!」

私「分かった。じゃあ、これはなるべく渡したくなかったが」

後輩「ごくっ」

私「後輩君にはさっきよりも大きめの石もあげよう。特別だよ」

後輩「。。。」

後輩君は嬉しすぎて言葉が出ないようだ。

田中「ちょっと待って下さい。それは流石にやりすぎですよ。石を2つもなんてもらいすぎです」

確かに言われてみればそうだ。私は後輩君を贔屓しすぎていたようだ。反省しよう。

私「分かった。それならこうしよう。後輩君は1ヶ月毎日サービス残業をする。これで釣り合いが取れたかな?」

後輩「。。。」

田中「まぁ、悪くないでしょう。それでいきますか」

その後、なぜか後輩は憤死した。

8/26/2025, 1:43:11 AM