むかしのほうがよかった、と思ってしまう僕だ。
それでも、むかしの僕にもダメなところはあるんだろう。掘り出せないだけで、たくさんあるに違いない。
強いて言うなら、体調管理はしっかりしろ、だろうか。
息を吸うだけで吐き気がしてくるもんで、ごはんは毎食、アリ一匹がもてる量しか食べなかった。
ふしぎにも、それで腹がへることはめったになく、わりにあわず、トイレには毎日走っていて、もう、自分でも骨の浮いた体をみたくなく、風呂へ入る時、鏡を見ないように、必死だった。
そんな生活してるうちに、ただでさえ昔から弱かった腹をこじらせたのか、なんなのか、ひどい病気になった。
完治はしない類の病気だ。
だから「体調管理はしっかりしろ」だ。
しかし、ごはんがのどをとおらなかったのは、しょうがないんじゃないか。
自分でどうにかできる範囲だったか?
なんども病院へ行ったが、治らなかったし、そうならあと頼れるのは精神病院か?
なら「あの予約をキャンセルするな、するなら別の病院へいけ」
先の長い予約だったが、あと三ヶ月で受診できる、というとき、とうとう頭も参ったか、その精神病院をキャンセルしたことがある。
もし、病院で正しい治療ができていれば、なにか変わったと思う。
自分にあった環境と、病院があれば、なにか変わった。
もっと正確にしよう「自分を変えてくれる場所を探せ」
ひどかったからだ。今もそれは変わらず、むしろ悪化の一途をたどっているからだ。
しかし、こんな他人事でいいのか。
過去の自分になにか言うより先に、行動しなきゃいけないんじゃないか。
未来の自分から「はやく行動しろ」と背中を叩かれても仕方がない
5/24/2024, 11:30:21 AM