蓼 つづみ

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灯りが死んでも
闇は ただの空白だ
目が追いつかないなら
先に 呼吸を置いていく
足裏で測る 世界の脈
輪郭が消えたなら
自分の内側に 線を引けばいい
ここに在る という事実だけが
羅針盤になる
静けさは 敵じゃない
音のない海で
鼓動だけが 確かな灯台だ
誰もいないのが ちょうどいい
余計な視線も 余計な光もない
闇は 奪わない
ただ 試しているだけだ
ならば私は
見えないまま 進む
怖さごと抱えて
平然と

題 泣かないよ

3/17/2026, 11:02:33 AM