私が子供の頃、女の子の名前には◯◯子と子の付く名前がほとんどだった
ところが、人と同じであることを好まなかった私の親は、私の名には子の付かないものを選んだ
親の気持ちなど知らない私は皆と同じ様に"子が付く名前"が良かったと思ったものだ
名前というのはほとんどの人が一生を共にするもので、「名は体を表す」とか「名のように生きる」等といわれるように名前がその人の人生を象徴すると考える人もまだまだ多いようだ
こんな風に育って欲しいという願いや祈りを込めて親が子の名前を考え、与えることは時代が移り変わってもあまり変わっていないように思う
私の親が願いを込めて与えた名前のように私が生きているかと言えば、風変わりなDNAも受け継いだものの、まあそこそこ実現出来ているのではないかと思う
そういう意味では親に感謝しなければならないし、その名に恥じない生き方をこれからもしようと改めて思う
名前とは、なかなか興味深いものだ
『私の名前』
7/21/2024, 4:10:26 AM