「星に包まれて」
昔、ウチには小さなプラネタリウムがあった。卵形の小さな機械。今はもう、どこにあるのか分からない。壊れて捨ててしまったのかな。
窓のシャッターを閉めて、カーテンも閉めて、部屋の電気を消す。姉と二人で使っていた子供部屋の天井一面に星が輝く。北斗七星。オリオン座。ゆっくり回転する星の中で真ん中に輝く動かない星が北極星。
星に包まれて眠りにつくのが好きだった。真っ暗な部屋は星空鑑賞の一等席で、チカチカと光る星は暗闇の恐怖を照らしてくれる。常夜灯の代わりのプラネタリウム。眠りを見守る星々。
小学校の遠足で見たプラネタリウムはつまらなくて眠たくなるだけだった。今ならもっと楽しめると思う。いや、もしかしたら昔を思い出して眠ってしまうかも。
星を見るのは好きだ。知識がなくても美しいものは美しい。でも星座の知識を得た今なら、もっと楽しむことが出来るはずだ。
最後にプラネタリウムを見たのはいつだったか。近所でやってるところあるかな。ソロプラネタリウム。案外アリじゃない?
12/30/2025, 11:49:30 AM