一人でみる花はきれいだ。
一人でみる桜は、悲しみと美しさが共存している。
桜の花びらが一枚、また一枚と散っていき、哀愁を漂わせながら、華麗さも感じとることができる。
これに対し、家族や友人とみる花は、また別の気持ちを感じとることができる。
友人3人とわたしのグループチャットで、飲み会の約束をしており、先日飲み会へ行ってきた。
友人に会うことはすごく楽しみなのだが、会う前は少し不安な気持ちになる。
友人と会うときには、毎回思うのだが、気に障ることを言って嫌われるんじゃないかなどと、悪い想像ばかりしてしまう。
改めて、ほんとうにわたしは、面倒くさいなと思う。
そんなことを考えつつ、約束の時間が迫っていた。
少し不安な気持ちで、3分前くらいに集合場所に着き、ちょうど友人からもう着いていると連絡があったので探したが、人が多くてなかなかみつからない。
キョロキョロしていると、友人が急に目の前に友人の一人が現れた。
わたしは、それまでの不安な気持ちが一瞬で吹っ飛んで、友人にハグしながら飛び跳ねて喜んだ。もう二人の友人も来て、そのときもうれしくて気がついたら飛び跳ねていた。
飲み屋に向かう途中で、桜が咲いていた。きれいだねというと、そうだねと返ってくる。
桜をみれたことに加えて、友人と”きれいだと思う気持ちを共有できたこと”がうれしい。
一人で桜をみたときとはまた違う気持ちだと気がつく。
大切な人と、気持ちを共有できることは、とても幸せなことだと思う。
_______フラワー________________________________。
4/8/2025, 5:14:14 AM