「不完全な僕」
完全な人なんて誰もいない
とよく言うけれど、君は例外だと思っていた。
勉強も運動も顔もスタイルも…何もかも優れていて、君を完全な人と思ってた。
君とは昔からの付き合いで、よく一緒にいた。
最近では、自分と比較されるのがイヤで一方的に避けてたけど。
ある時、たまたま君の不完全な部分を目にした。
君のそばに行って何か声をかけたい気持ちと、完全な人ってやっぱりいないんだなと、前より少し身近に感じる気持ち。
不完全な君を見て親近感を抱いた僕は、君以上に不完全な人なんだろうな。
8/31/2022, 11:49:49 AM