優しい陽の明かりと頬杖

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エイプリルフール

何度も 口に した ことを
言い出せ ない ふりをした
邪魔だと 思った 言葉を 遠い 雲へ 吐き出した

それでも 空は 無情に 青くて
僕らを 置いて 行くように 流れてく
追いつけない スピードが ほしくて 
毎朝の ニュースよりも 
早く 動く 世界の 動きを 追うために さぁ
君の 知らない ところで 毎日が 変わり行く

君の 天気も 情熱も 乾いた 風で
あれだけ 素敵だった 
言葉も 仕草も ハートも
忘れて 行きそうだ
エイプリール フールに限って 
僕は 大丈夫 一人で いれるよって
笑い ながら 君を 抱きしめた

もう少し 時代が 柔らかな 動きを してたら
君を 恋した ことも
おざなり 過ぎた 言葉も 
急ぎ 過ぎた 軽薄な 仕草も
何度でも 君に 謝れたのに

君の すべてが 僕の中 変えてく だろう
あれだけ 見つめ合い
過ぎ去る 歌が 浮かび
抱きしめ あえたのに
エイプリール フールに限って
僕は 大丈夫 一人で いられるよって
少し 我慢 してる ふりしたよ

それでも 空は 晴れていて
君が まだ 遠くへ いかないうちに
僕は 戸惑い ながら
ほんとは 君が ここに いる間
流れる 空気と 見つめ合う 時間が 
足りない 君の そばで
ため息 ついて 君を 抱きしめる

4/2/2024, 8:41:48 AM