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喪失感という言葉に対しては「元々あったものが消える」のイメージを抱いている。当たり前にそこに存在しているものが無くなると違和感に襲われるだろうし、自分の世界を構成している要素が消えることによって、心にぽっかり穴が空いたような感覚になるのだと思う。

ここで私の「喪失感」にちなむエピソードを2つほど。

1つ目は、シャーペンのクリップやシャー芯を出すパイプ折れた瞬間。私はシャーペンが好きであり、自分の好むペンを集めて眺めたり使ったりすることに幸せを感じている。
クリップが使っているうちに折れた.....ということではなく、前兆はない。「筆箱に入れているうちにいつの間にか折れてしまった」という表現が正しい。
自分が気に入って使っているものだけに、新しいものに買い換えるまでは折れているシャーペンを眺める毎に虚しい気持ちになっていた。

2つ目は、ゲーム内での話である。ゲームにはいわゆる「イベント」があり、イベントをプレイする、いわゆる「走る」という行為を通じて様々な報酬がゲット出来るという仕様である。
私がプレイするゲームのイベント期間は8日間であり、狙っていた報酬は1枚の高レアカードである。過去に同じ仕組みのイベントを2回走ったことがあり、気持ち的には既に余裕生まれ、今回のカードも確実にゲットできる見込みだった。
しかし、イベントの期間と合宿が被ってしまった。3日間ほどコテージですごしたが、WiFiが弱く、さらに合宿の夜は日中の活動で疲れ切っていて満足にイベントを走ることが出来なかった。
最終日と合宿の最終日が同じ日で、家に帰って懸命にイベントを進めたが、カードをゲットすることは出来なかった。今回の報酬カードを手に入れることが出来るという前提でチーム編成など組んでいたため、ショックと喪失感は余計に大きい。

以上が喪失感に関するエピソードである。実は他にも「目をつけていたグッズがいつの間にか売り切れてしまった」など、ちょくちょくこのようなエピソードがあるが、今回は割愛させていただく。
結論としては喪失感に関係は無いが、イベントは計画的に走った方が良いとだけは言える。

9/11/2023, 6:11:45 AM