未散

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“無色の世界”

世界に色など存在しない。
光の波長に勝手に名前をつけただけだ。
白黒だとかカラーだとか、
結局見ているのは同じなのだ。

何も変わっていない。
我々のみが変わっているだけだ。
宇宙に飲み込まれてみろ。
二度と戻れないくらい彩りを失うだろう。

ダイヤモンドが黒鉛に変わる頃、
きっと我々は死により宇宙に融けていく。
光を感じる術を失い揺蕩うだけだ。
そこに個としての意識などない。

生まれてきたことを後悔するのみである。

4/18/2026, 10:20:17 AM